手元用の眼鏡の必要性

 

 

遠視の方に常用眼鏡をお勧めするのと同じように

手元用の眼鏡の重要性は、皆さんにお勧めしたいと思っています

 

最近では、

私がお客様に手元用の眼鏡を提案していると、

当店の手元用の眼鏡をご愛用くださっているお連れ様の方が、

作った方が 楽だよと勧めて下さいます

そのような光景が増えてきてくださっている事が

とても嬉しく、とても助かっております

 

 

人の眼は近くを見ることが苦手です

 それはもともと人は大自然に生き、狩りをして食べ物を獲て

 周りの危険から身を守るために外に注意を払う必要がありました

人のはじまりを想像すれば、人の眼は遠くを見えやすいようにと、進化してきたのではないかと

私は推測してしまうのです

 

近くを見ることに関しては

近くにピントを合わせる力と両目を内に寄せて見る必要があります

遠くを見ている時より近くを見ている時の方が

見た情報を脳で理解する必要が多いので

何となく疲れるという方が多いのではないでしょうか

 

年をとれば眼筋が衰えますし

左右の眼がバランス良く機能していない方は

若い方でも手元を見ていると疲れると思います

私は右眼と左眼の度数の違いと視線の開きが大きいために

本を読んでいても、眠くなったり、内容が頭に入らなかったり

ということを体験しておりますので、同じような眼の使い方をしている方の苦労が何となく分かります

 

特に現代はパソコンやスマホの普及でより眼が酷使しやすい状態です

仕事や趣味などで近くを見る機会が多い方は、眼の使い方に問題が無い若い方にも

手元専用の眼鏡を作られた方が目の疲れが軽減され

度数の進行が落ち着く場合があるように思います

 

人によって見るモノや見る距離が様々です

また、眼の使い方も様々です

 

パソコン、スマホの普及もまた、ここ数十年の事

人間の進化が追いつくわけもなく、遠くを見ることに特化した眼で

近くを一生懸命みているのですから

ダメージの大きさも想像して頂けるのではないでしょうか

 

ここ数年、想像通り?子供達の眼鏡人口は増えてしまいました

眼の使い方に悩みを抱える子も増えているのではないかと心配をしています

ゲーム、スマホ、テレビ、パソコン ・・・ 

子供達の好きな事の多くが、近い距離での作業や遊びが多く

昔の大自然の中で、育った子供たちと比べれば

外で遊ぶ時間は大幅に減ってしまっていると想像できます

眼球を動かし、視機能を高める機会が減ってしまっていること

ここにも問題は隠れているように思います

 

鬼ごっこ、かくれんぼ、木登り、缶蹴り ・・・

当たり前のように遊んだ、子供の頃のことを思い出してみてください

眼を使い、足を使い ・・・ 体全体で何かを感じていましたよね

あの感覚は、成長の過程で、とても大切な事だということに

今更ながら気づかされるものです

 

外で沢山遊んでください

ボール遊びもして下さい、空を眺めてみてください

感覚を大切にしてください

 

この文章を通じて

当店が手元用の眼鏡をなぜおすすめするのか、少しでもご理解頂けましたら幸せです

今の時代、眼の事を考え生活しようと思うと、多くの方々が

1つの度数で全てを賄うのは難しい時代だと思います

 

「 楽 」であるかどうか ・・・

 

見方で気になることがある方は、ぜひ気軽にご相談下さい

 

以前に、当店で作って頂いた手元用の眼鏡が、

近くもそこそこ見えるけど、なぜか室内の色々が見えるようになってきた!!

という方、ぜひそのままにせず、一度ご相談下さい

奥行きが出てきた分、近くを見た際に負担がかかり始めている可能性があります

 

これもまた 見えるか見えないかではなく 「 楽 」かどうかの感覚の世界

 

長い文章 お付き合い頂きありがとうございました