両眼視機能検査

 

 

ここ数日エクセルを駆使し、ようやく視力測定表が出来ました!

 

 

 

 

眼鏡学校の測定用紙をもとに作ってみました。

COSYでは米国式21項目検査をベースにして両眼視機能の測定を行っています。

 

 

 両眼視機能とは

左右の眼の筋力バランス、視線のズレに着目し目の筋肉にかかる負担を軽減させる事、また両眼でどう物をとらえているのかを調べ補正の必要性があるのかどうかを調べていく検査です。

 

測定の際、視線のズレに対して眼の筋肉で補える量があるのか確認し補うのが難しい場合、特殊なレンズ(プリズムレンズ)で補正した方が良いか確認していきます。

 

 

視線のズレはご自身でも簡単に確認できますよ。

 

頭を傾けずに裸眼で5m位先のものを見ながら右の手のひらを右目の前でかぶせ、そのまま手のひらをすばやく左目の前に移動してみて下さい。(裸眼で見えにくい方は少し暗い所で光るものを見たら分かりやすいです)

同じように眼から40㎝位のところにボールペンを持ちペン先をみて、ペン先がどちらの方に動くか確認してみて下さい。

遠くと近くを見た時の視線のズレ方向が確認できますよ。

 

・ものが右から左に動けば両方の眼の視線が目標物に対して外側に向いている可能性があります。(多くの方がこちらにあてはまります)

 

・逆にものが左から右に動けば両方の眼の視線が目標物に対して内側に向いている可能性があります。

 

さらにモノが上下や斜め方向に動く場合もあります。この場合上下に視線がズレている可能性があります。特に縦方向のズレは横方向のズレに対して非常に疲れが生じる為、プリズムレンズを装用した方が見え方だけでなく疲れも改善できるケースが多いです。

 

 

これがカバーテストと言って簡単にお客様の目の動きを確認することが出来ます。視力測定を行う前に必ず行なっています。

 

 

 

視力を出すだけなら短時間で経験の浅いスタッフでも確認できますが、普段の生活の向上に両眼視の測定が欠かせません。両眼視が出来ていないと目の疲れや肩こり、頭痛といった症状が出る可能性があります。そのような症状がありましたらお気軽にご相談下さいませ。